イモリ幼体のエサとして大活躍中のグリンダルワーム。


安定的な培養を目指し、あらゆるブログを見て培地はいろいろ試しました。

・ミズゴケ
・スポンジ
・カブトムシ用のマット
・植木用の土
・ソイル などなど。

「培地はミズゴケが良いと紹介しているブログが多かったですが、なぜか私がやると必ずと言っていい程コナダニが発生・・・。コナダニが発生するとグリンダルワームの繁殖の勢いが急激に落ち、増えない日々が続き、なかなか安定しませんでした。


その中で個人的には・・・


ソイルが1番いいと感じました!
グリンダルワームの増やし方-1


培養用には100均のタッパーを推奨しているブログがほとんどでしたが、個人的にはスーパーでミニトマトやネギなどが入れられているプラスチックケースの再利用で十分だと思っています。フタに通気穴を7~8箇所あけたらソイルを敷いて湿らせたら完成です。ソイルは黒くグリンダルワームは白いため、増え具合が目に見えるという利点もあります。


グリンダルワームの増やし方-4

エサは犬用のビスケットを使う方が多いようですが、グリンダルワームは基本的に何でも食べますので、私はカメロプスプレミアムを使用しています。効果の有無は分かりませんが、カメ用の人工エサをグリンダルワームに食べさせて、そのグリンダルワームをイモリ幼体に食べさせることによりガットローディング効果があるのでは?と思っています。


グリンダルワームの増やし方-6



数日経つとグリンダルワームのまわりに白い粒が大量に発生します。最初はコナダニか?と思いましたが、これがグリンダルワームの卵であり、うまく培養できている証拠になります。コナダニの場合はじーっと見るとウヨウヨ動くので、じっくり観察すると違いが良く分かります。

グリンダルワームの増やし方-3



イモリ幼体のエサとして重宝していますが、トンボのヤゴのエサとしても使えました。

トンボのヤゴのエサ

トンボのヤゴは肉食なので、ミミズ・ボウフラ・ミジンコ・メダカ・オタマジャクシ・アカムシなどの生餌を推奨する記事が多く、冷凍アカムシを目の前でゆらゆら揺らすと食べてくれる!という記事もありましたが、グリンダルワームであれば入れておくだけでOKです。勝手にゆらゆら揺れてくれます。


あとはグリンダルワームは乾燥に弱く案外デリケートで、突然調子が悪くなることがあるため、培養のプラケースはひとつではなく複数用意して常にバックアップをとっておく培養方法が良さそうです。そして1日も早くイモリ幼体が人工餌に慣れてくれるよう少しずつトレーニングをしていきたいと思います。